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褪不去的是身上彩虹的印记 跟着那个会唱歌的身体 一起转圈圈吧★`·.¸¸.☆
Tokyo FM 2006.04.30
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Date : 2006.04.30
Guest : HYDE
On Air Music :

  M1. EGO-WRAPPIN' “天国と白いピエロ”

  M2. HYDE “ COUNTDOWN ”
  M3. HYDE “ JESUS CHRIST ”
  M4. HYDE “ DOLLY ”
  M5. HYDE “ SEASON'S CALL ”

HYDE official web site
http://www.hyde.com

●お久しぶりです。今はツアー中ですか?
「ツアー中ですね、バリバリ(笑)。このプロモーションの間だけ 1 週間くらい空いてるって感じですね」

●アルバムをドロップするより先にツアーに出たわけですけど、久しぶりにソロとして世の中に出て行った感じはどうですか?
「前のアルバム(『666』)が好きだったんで、あのアルバムのライヴにちょっと未練があったんですね。やり足りないって言うか。だからちょうどそれを発散できてる感じですかね」

●そうなんだ。前って何本くらいやったの?
「覚えてないけど…… 20 本くらいかなぁ?」

●で、今回って 50 本くらいでしょ?
「はい(笑)」

●凄いよね。
「そうですね。でもなんか、前回のツアー・メンバーからもずっと『またやろうよ』って言われてたし、自分もライヴがもうちょっとやりたいと思ってたから、ついつい本数が増えちゃって。ライヴってアルバムを作るのと一緒で――前に、ソロ・アルバムを作っている時って自分の部屋を自分で作っているようなものだって話したけど、ライヴもそれと一緒なんです。自分の理想型を求めるライヴ……純粋な憧れって言うかね。自分が幼い頃に思ってた『こういうライヴが観たい』ということを今やっている感じかな」

● L'Arc ~ en ~ Ciel はもの凄く急ピッチで人気バンドになったから、今回のツアーみたいに 100 人 200 人のハコでこれだけ根詰めてやるっていうのは、 HYDE の中で初体験ですよね。それを今これだけのキャリアを積んだ上で、しかもこの年齢でやるっていうのは(笑)、どうなんですか?
「うーん、どうなんですかねぇ(笑)。体力的には毎回本当に全力でやってるんですよ。 50 本とかそういう先のことは何も考えずに、その日その日で全力を出してやっているので、毎回終わった後にぞっとしますね。『これ、大丈夫かなぁ。いつか死ぬなぁ』って(笑)」

●明日のこと考えてない?(笑)。
「まぁラルクの時も考えてないんですけど、音楽的なハードさが違うんで。求められるものが全然違うっていうか」

●なるほど。で、この『 FAITH 』という作品は、本当に素晴らしいアルバムだと思います。
「ありがとうございます」

● HYDE がソロとしての自分自身を何よりも追求しようとしている――自分自身のソロの真価を自分に問いかけているように聴こえたんです。ご自分の中ではどういうコンセプトから始まったんですか。
「前回の話になっちゃうんだけど、『666』のライヴでキリストのバックドロップを背負ってた雰囲気が大好きで――それに未練があったんですけど(笑)。今までだったら、新しいアルバムのツアーは前回とは違うコンセプトを作ろうって思ってたんですけど、そんなことしなくてもいいなと思って。自分が気に入ったものを飽きるまでやるのでも、問題ないんじゃないかなと思って。それで(前回のツアーの時に)『次のライヴも絶対に後ろにキリストを置こう』って思いながらやってたんです。だから、それが最初にできたコンセプトだと思う。そこに基づいて、『そういうライヴをやるにはどういう曲が自分の中でクールだと思えるのかな?』って考えて行くと、やはり宗教的な感じになっていった――僕は昔からゴシックなバンドとか好きだったから、たぶんそういうところにルーツもあるんだろうけれども。その部分を中心にアルバムを作っていったんですね」

●前のツアーでキリストのバックドロップを心地よく感じたのは、どうしてだと思いますか。
「たぶん、ただの美意識だと思うんですけど。ロック・バンドと教会的な組み合わせが、自分の中で一番気持ちいいと言うか。本当だったらヨーロッパの教会で PV 撮りたいなっていう、そういう美意識」

●今回は LA でかなり長くレコーディングされてましたよね。
「はい」

●向こうで精神的にも解放されたいっていう気持ちがあったんですか。
「元々はサウンドですね。日本で作るサウンドって最終的な部分がなんか想像できちゃうなっていうのがあったんで、想像できない感じにしたかった。日本ではもう十何年もやってきてるから――海外レコーディングって、案外やってないんですよ。僕はアメリカの CD の音とか好きだから、一度そういう音を自分の作品で作ってみたいなという気持ちがあったんですよね」

●乾いてるんだけどヘヴィなサウンド?
「うん。向こうのヘヴィ系のバンドは大好きなんで。あの抜けた感じと言うかね。僕自身は、メロディとかはヨーロッパの血が流れているんですけど。でも、マリリン・マンソンとかもそうだと思うけど、思いっきり『アメリカのサウンド』っていうのではないと思うんですよね。ヨーロピアンやニュー・ウエイヴに影響を受けて、それを LA の乾いたサウンドで構築する――それが僕は一番気持ちがいい。そういう美意識は実は昔からあったけど、日本でやっているとなかなか難しいところがあったりするから。だから向こうで一度試してみたかったんですよね」

●あのー、変な質問ですけど、 LA に行くと何をやってるの?
「(笑)あのねぇ、本っ当にストイックですよ。日本でやってるのと何も変わらない。朝起きてレコーディングして、合間とかあると KAZ とふたりで次の曲のアレンジをやったりして、本っ当にストイックだったんだけれども。でも、最後の TD (トラック・ダウン)とかになると夕方だけの仕事になってくるから、その時はちょっと買い物したり、インラインスケートで走ったりしてましたね」

●インラインスケート、得意なんですか?
「一時期凝ったんでね(笑)。サンタモニカに行ったら、絶対に滑りたいんですよ、めちゃくちゃ気持ちいいから。で、ひとりで滑るのもなんだから KAZ にも教えようと思って。最初はあいつ、『スケボーやろうかな』って言ってたんですよ。でも俺が『絶対にインラインスケートのほうがいいよ』って言って(笑)」

●はははははは。
「『この歳でスケボーなんてやったら骨折るよ』って言って(笑)。で、ちょっとやらせてみたらもうすっごいハマってて(笑)。あれって 1 回ハマると、行く先々で『ここで滑れるかな?』って考えちゃう脳になるんですよ。だから日本に帰ってきてもふたりで『あ、ここ滑れるね』とか、そういう話ばっかりしてます(笑)」

●凄いね。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーはどこに行っても毎朝 5km のランニングを欠かさないそうですが、 HYDE も……。
「俺はできないな(笑)」

●ダメか(笑)。イマジネーションが浮かぶ/浮かばないも含め、快適なレコーディングでしたか?
「そうですね。ストイックな状況なんだけども、アメリカの雰囲気がそれを緩和してくれて。いいレコーディングでしたね」

●今回は KAZ さんとのコラボレートがさらにディープになってますよね。約半分の曲を彼に書いてもらっているわけですが(作曲のみ)、これはどういう気持ちの表れだと受け取ればいいですか。
「元をただしていけば、今回のツアーに彼が参加するってことも決まっていたし、だったらレコーディングも彼に弾いてもらおうと思って。彼の才能が凄く惜しいなと思ってたんです。どんどんバンド解散しちゃったりしてるし。凄くいい曲を書くのに凄く惜しいなぁと常々思ってて。俺は彼の曲を歌いたいなぁと思ってたので、そういうところから今回一緒にやろうということになったんですよね」

● Oblivion Dust や Spin Aqua の活動を見て、ソングライターとしての KAZ さんにも興味を持っていた?
「そうですね」

●彼から曲が届いて、どうでした? ある意味、届いた曲っていうのは KAZ さんという他者から HYDE への感想文なわけじゃないですか。そこで気づいたことや感じたことってありましたか。
「うーん………………というか、彼が昔から持っていた曲もあったんですよ。1年以上ずっとやり取りしてたから、どこからどこまでが僕に向けて書いた曲かは覚えてないんですけど、方向性が凄く似ていて。僕が言う『宗教的なコード進行』をたくさん持ってくるんですよ。そういうところは何も話してなかったのに――ヘヴィな音にしたいなというのは言いましたけど、そのヘヴィさをどういう方向に持って行くかっていう話は全くしていなかったのに、彼からそういう音が出てきた。凄く歯車が合っているなと思いましたね」

●このアルバムの中に含まれている“ SEASON'S CALL ”というシングルにもなった曲は、 HYDE のソロの金字塔だと思うんです。素晴らしい曲だし、そして素晴らしく HYDE 自身な曲だと思ったんです。この曲が届いた時はどうでしたか。
「いや、いい曲だなってくらい。サビのメロディが今ひとつだったんですよ。でも、聴いた瞬間に僕自身からメロディがバッと生まれてきて、『これはこのメロディよりこっちのほうがいいんじゃないかな?』ってすぐにわかったんです。 KAZ にはまだ言ってなかったんだけど、『ちょっとこっちのほうがよくない?』ってその場で歌って聴かせて。それが最終形のメロディになったんですけど」

●凄く飛翔感がありますよね。 KAZ さんから出てきた“ SEASON'S CALL ”、“ FAITH ”、“ DOLLY ”という辺りの流れ――これは今回のアルバムの根幹を鳴らしている曲だと思うんですけど、 HYDE の中で自分自身のアルバムを他の人に作ってもらうという発想の背景には、何かを知りたいって気持ちがあったんじゃないかと思うんですけど。
「それはないっすね。 KAZ とは本当にユニットに近いと言うか。今回初めて他の人の曲を歌ってるとか、そういう意識もまるでなかったですね。前のアルバムからそうやってるような気分というか。特に違う血を受け入れるとか、そういう意識はまるでなくて。自分の曲と同じようにアレンジしてましたし…………そういう感じでしたね」

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●今回は歌詞を、自分は凄く言いたいことがあるんだというところで書いてて。 CD を買うとわかるんですが、英詞にとても丁寧な対訳が付いてますよね。言葉を伝えたい、言葉を歌いたいという気持ちはどれくらい強かったんですか。
「どうだろう………まず手を抜きたくないって思ってて。凄くストイックな時間だったから手を抜きたいって思う瞬間はいっぱいあったんだけども、ここで抜いたらたぶん最後の完成形を気に入らないだろうなと思ってた。だから意地になって完成度を高めて行ったんです、レコーディングの時に」

●それは、作っていく中で流れに身を任せる、「まぁこれでいいか」っていう選択肢を塞いで行ったということですか。
「もうどんどん突き詰めて、むしろ気に入らないところを探すくらいの感じで。それは歌詞もそうで、書いていて何となくいい詞になって、『もういいかな』っていう自分のさじ加減に達するところまでになってきた時に、その歌詞の中に魂が入ってるかどうかを凄く意識したんですね。『これはいい詞かもしれないけど、人の心に届くかなぁ?』とか。そういうことが生まれてくるまで、わざとその歌詞を完成させずに見ているということをしてましたね。もっと深いところに行けるだろうっていうのをずっと考えて作詞をしてたので、でき上がった時に――基本的に英語が多いんですけど、日本人が聴くと英語ってサラッと流されちゃうじゃないですか。せっかく魂を吹き込んだのにサラッと流されるのが、ちょっとシャクだったんです」

●(笑)。
「だから、魂をみんなに感じて欲しくて、日本語(の訳詞)を入れたりしました。自分がアーティストとして存在している以上、何か人の心に届くものを作りたいと言うか。別に今までの作品がどうとか言ってるわけじゃないんだけど、今回は特にそういうところを意識したような気がするな。……この先、何年もあると思ってないところがあるんですよね、俺は」

●何に対して?
「それは生命的なこともそうだけど――もちろんすぐに死ぬとは思ってないけどね(笑)。でもそんなに長くできないし、ひょっとしたら自分の感性自体もこのまま落ちて行くかもしれないし。だから今できる最大のことに妥協したくないなぁって思った」

● HYDE は凄くいろんな経験をしてきましたよね。例えば想像もできないようなセールスを上げたり、「こんなに売れて次はどうするんだろう?」っていうこともきっとある時期の HYDE の頭の中にはあったと思うんですけど、でも、未だにトップ・アーティストとして大きな影響力を持ちながら、素晴らしいセールスを上げている。そういう過去に比べて「この先どうなるんだろう?」と考えたことは、今までとは全然違うベクトルだったりヘヴィさだったわけですか。
「…………今までずっと、自分のことをあんまりアーティストと思ってなかったんですよね。なんか甘いと言うか、海外のアーティストと比べると自分は本物じゃない気がずっとしていて。だから……ちょっとした意地ですね。今回も完全な理想型ってわけじゃないけど――自分の腕で作るものだからどうしてもなかなかその域まで行かないけど、でもできる限りそこに近づこうという気持ちを、もう一度取り戻してやってみたんですよね」

●敢えて堅苦しい言葉を使いますけど、それは「責任」というものを自分の中で自覚した、「責任」というものを引き受けたっていう感覚に近いんですか?
「責任…………かもしれないですね。『俺がやらねば誰がやる』じゃないけど(笑)、そんな大仰なものはないけど、それに近い気持ちはありましたね」

● L'Arc ~ en ~ Ciel で『 AWAKE 』というアルバムを作った中で HYDE の音楽に対する意識は凄く変わりましたよね。 HYDE がコンセプトとストーリーを考えた『 AWAKE 』ツアーも、「反戦」がテーマになっていた。今回のアルバムも宗教がテーマになっていますが、「平和を願う」という意味で言うと、僕は反戦と宗教は並列して並んでいるような気がするんです。つまり、 HYDE の本質的なコンセプトを今回の作品にぶつけているような感じがするんですけど。
「『 AWAKE 』がなければこのアルバムはできなかったと思う。あのアルバムがあったからこそ、今回のアルバムで深いところに行けたんだと思うんですよね。もし、『 AWAKE 』の次にまたラルクのアルバムを作っていたら、たぶんこんなに深いところまで行ってないと思うし。やっぱりラルクは 4 人のバンドだから。そこでここまで深いことをやるのは凄くおこがましいというか、怒られそうで嫌なんです」

●くくくくくくくく。
「そういうバンドなんですよ(笑)。 4 人の感性の中には『こんな宗教的なの嫌』って人もいるだろうし。そういうことを聞くのも気を遣うしね。でもあのアルバムがあったからこそ、(今回のソロ・アルバムで)自分なりに深いところを探れた。……うん、階段ですね」

●宗教ってとても難しいテーマですよね。 HYDE は今回、様々なインタヴューでこのアルバムで宗教に触れていることを公言している――これは凄く勇気があることだと思うんです。そこには HYDE の覚悟や挑戦が窺えるんですけど、これをテーマにして、そしてちゃんとみんなに届けたいと思ったのはどうしてなんでしょうか。
「……ここはいつか通らなければいけないなと思っていた感じがありますね。自分の中では常に思っていたことで。特にそれをメインにしようとは思ってなかったんだけど、でもずっと、いつか向き合う時が来るのかなぁ……という中での今回のタイミングでしたね」

●僕は宗教というのは、様式美と死生観だと思うんです。 HYDE の中で様式美としての――例えばキリストやデザインへの関心は前から凄くあった。そこに加えて、今回「自分が表現の中で何をやるべきか」、「自分自身がどうやって表現をしているのか」ということを考えた時に、死生観というものが避けて通れないものとして出てきた……それが宗教というテーマに表れているんじゃないかと思うんです。死とか誕生というものに対して、自分の中で敏感になっているということはないですか?
「うん、そういうことですね。僕は『 AWAKE 』の時から平和とか、『愛』という存在に気がついて。このアルバムを作った中で実は一番深いところは、『愛』っていう存在は死を超えることもできるし、迎えることもできるんだなぁと……それが一番大きかったんですね。宗教というテーマがあるにせよ、一番深かったのはその部分で。そこで死を迎えるかどうかという時に、矛盾するようだけれども、世の中がすべて小さな存在に思えたんですね。すべての物事……宇宙なんて小さいなぁみたいな。愛っていうのは、大きく感じることもできる。普段誰かを好きとかいうのは小さな愛かもしれないけど、実はそれは凄く大きな存在になり得るんだな……っていうことに気がついたというのもありますね、このアルバムの時に」

●愛というものの大きさって誰にも計れないと思うんですね。だからこそ、ある意味答えのないものである音楽でこそ表現できるかもしれない……ただ、凄く難しいですよね。
「はい」

●そこで決着を付けたいという気持ちがあったんですか。
「決着と言うか、その自分の感動を言いたかったんですよね。……あと、そんな小さなことを気にすんなよっていうところもある。愛に比べたら金なんか要らないんだよ、みたいなところはあるかな」

●戦争もそうだし宗教もそうだし、残念ながら今の世の中すべて金ですよね。今は死生観にまで金ってものが付きまとうようになってる。その時代に心の中を鳴らすことってとても難しいことだと思うんですよね。それが音楽でできるっていうことは素晴らしくいいことだなと、このアルバムを聴いて思ったんです。
「そうですね。自分でもなんか……まぁソロで言うと 3 枚目ですけど、もうラルクは 15 年目で。その大きな流れがなかったらこんなアルバムは絶対にできなかったし。自分の中では凄く……やっと意味のある作品を作れたなぁっていう思いがありますね」

●(今までも)もの凄く素晴らしい作品をいっぱい作ってきてるんだけどね。
「(笑)。自分の中では、やっぱり納得がいってないんでしょうね」

●このアルバムを作った達成感はどうですか?
「うん、凄くあります。やっと自分の向かう方向とか、自分が音楽でできることに気づいたかなぁというところに行けたので。ある意味では、僕の中で節目の作品になるんじゃないかなぁと思ってます」

●作っている間、そういうことを意識している部分はありましたか。
「いやいや、でき上がるまで全然わからなかったですね。ただ、時間のある限りすべてをつぎ込もうとは思ってましたけど。……自分にとってこんなに意味のある、深い作品になるとは思わなかったですね」

●“ DOLLY ”という、クローン羊のドリーについて言及している曲もありますが、 HYDE は自分の中である問題に対して何かを歌おうとする時、とても直接的ですよね。このアルバムも宗教ということに対して HYDE が凄く対峙しているということが、聴いていてとてもわかるんです。 HYDE 自身が表現というものに期待をしているし、それで世界を変えられるはずだという願いや希望を持っていますよね。どうして自分はそういうことをやっているのかを考えることはありますか。
「でも直接的になったのは本当に最近の話で。当然、オブラートに包んだような世界も僕は嫌いじゃないんですけど、でもそれはもう十分にやったかなぁと思うし。あとやっぱり、言葉の意味を理解してもらわないと同じ感動は共有できないかなっていう。そこから徐々に変わって行ったと思うんですけど。そんな中で、たぶん自分は根が暗いので、あんまり世の中のことを前向きに考えてないんですね。だから直接的になることによって毒を放つというか、そういう部分はあると思うんですけど……でも、どこかでそういう毒を狙ってたりもしますね。ロック自体が――あんまり自分でロックって言いたくないけど――毒がないとつまらないと言うか。そういう匂いはどこかで出しておきたい。そういうのがだんだん濃くなってきてるんだと思う。どんどん直接的に人の中に入って行くような言葉を選ぶようになってるし」

● L'Arc ~ en ~ Ciel の活動もそうだしご自分の活動もそうですけど、ロックという言葉とそれがもたらす意味合いから凄く距離感を持ちながら活動してますよね。でも、僕はあなたほどのロック・アーティストはなかなかいないと思っているんですね。だから今回の作品はある意味凄く自然な、 HYDE の本質的な成り立ちの下に生まれている作品だと思う。 HYDE もこの作品を作ったからには、自分の中にあるロックという衝動や意味、メッセージと自分の「切っても切れない繋がり」を確認したんじゃないかと思うんですけど。
「うーん……確認したのかなぁ。俺は自分自身で憧れを持って音楽を作ってる……若い頃に憧れを感じたロックという音楽をね。だから憧れて作っているだけで……自分自身がそういう存在になれてるとは思えてないんですよね」

●このアルバムを作った後でも?
「このアルバムはちょっといいところ行ったかなって思うんですけど(笑)。でもやっぱり、自分が若い頃に感じた衝撃を俺は与えられているのかな?っていうのは、凄く不安ですよね。今になって後輩みたいな人達が慕ってくれるようになってきたけど、自分の中では不安でしょうがないですね。せっかくこういう舞台に立っているのに、ただの歌を歌っている人って思われたら凄く嫌だなみたいなことは、ずっと思ってますね」

●わかりました。 HYDE は音楽で世界を変えられるって思ってますか?
「なんでそういうことを聞くかな(笑)。……厳密には思ってないです。でも、多くの人の心は動くと思いますよ」

●それを今ツアーで実戦している感じですよね。
「そうだね。だから僕は、とりあえず自分の声の届くところはひとつになろうと思って、今凄く楽しんでます」

●この作品と 50 本のツアー、そして唾が飛び合う関係の中でこの作品が鳴っているというのは、凄く自然なことですよね。
「そうだね。凄く僕が描いていたようなライヴが展開されているので、本当に悔いがないという感じですね。それもまだ前半戦も終わってないので、後半どうなるのかなぁって自分でも凄く楽しみ」

●届いているっていうのは、自分でも実感しますか。
「…………こればっかりは自分達がやろうと思ってもできないんですよ。バンドだけでどんだけ頑張っても理想通りにはなれないんで。ファンの人達と一緒に相乗効果で自分の理想型に近づけることなんですよね。で、その域まで行けることがだんだん増えてきてるので、凄く嬉しいですね」

●ツアーに参加させてもらい楽しもうと思ってますので、頑張ってください。
「うん、ライヴぜひ遊びに来てくださいよ」★



* HYDE にとって、「誕生」とは何ですか。
「……感動ですね」
* HYDE にとって、「孤独」とは何ですか。
「愛を知らない人かな」
* HYDE にとって、「世界」とは何ですか。
「何でしょうね…………難しいな。世界って何だろう?…………………わかんないや」★


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2006-05-01 Mon 21:27
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